Platanus’s Favourite

お気に入りだけ。「殿堂入り」BL作品の感想。
すべてネタバレ感想なので、ご注意ください。
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光の雨 ―贖罪―

面白かった。
検察の仕事も恋愛も丁寧に描かれていて読み応えがあった。
間違いなくエリートなのに、地味に頑張っている二人に親近感がわいたし、後半のデートとか、甘くて素敵だった。一緒にいる場面はかなり少ないのに、しっかり絆があって、無理も感じない。なんか、いいなー。

原口が興味深いキャラだった。自らは闇に向かいながら、野々宮には光へ進めと言える(普通は言えない)独特の強さが魅力的。
ジャンル分けすればBLなんだけど、恋愛以外の要素をしっかり描き込んでいるところが、この作品の魅力のひとつだと思う。

ふだんは事件が解決していないと、お仕事ものなのに…!と文句を言う私だが、この作品については、納得できた。
事件を解決させなかったのは…たぶん、現実の難しさと向き合いながら、長く険しい道程を進んでいくことを決意する話だから、「事件解決、乾杯!」なんてラストにしたくなかったのでは。きれいに解決しちゃったら、2時間ドラマみたいな軽いノリになってしまったんじゃないかな〜。
困難に立ち向かっていく二人を描くのに、ふさわしいラストだと思った。

恋愛より仕事に割かれるページ数のほうが多いと思うんだけど、それで恋愛ものとして物足りなくなるということはなかった。仕事シーンが多ければ多いほど、キャラの魅力に厚みが出て、「仕事に生きている魅力的な男性二人の恋愛」というBLとしての楽しみも増えるという、いい作品だった。
かわい有美子 | comments(0) | -

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