Platanus’s Favourite

お気に入りだけ。「殿堂入り」BL作品の感想。
すべてネタバレ感想なので、ご注意ください。
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嵐のあと

日高 ショーコ
芳文社
(2008-03-29)

絵がやっぱり好き。線が細くて、大人っぽいキャラの顔もいいし、人物の描き分けがしっかりしてるし。背景も好き。すっきりしていてスタイリッシュで、しっかり丁寧に書きこんであるけど、ぼやけない程度に適度にデフォルメしてあり、うるさくはならない画面が上手い。

話も好き。暗くならないドロドロしない、明るさとテンポのある切ない系で、感情移入もしやすい。
『シグナル』では、えーって感じだった榊は今回ちょっとおとなしかった気もするが、ああ、こういう人なのかという親近感が持てた。受なの攻なの?っていうタイプの男前は結構好きで。どっちなのって思わせる微妙なセクシーさがいいというか。普通にカッコいい、ゲイで残念って思うようなタイプ。
岡田は密林レビューで「全然色気がない」というようなことを書いてる方がいらした。ああ、そう思う人も結構いるだろうなあ、と妙に納得。私はこういう、ちょっと平凡よりのカッコいい男前受にこそ色気を感じるんだけど、受にはもっと中性的な(あるいは女性的な)色気を求める読者って多いよなあと思っているので、やっぱりねーという感じで。でもそうやって趣味が分かれてるあたりが興味深かったりもするのだが。
話が逸れた…。男同士の関係に普通に抵抗感のある岡田の感覚は、納得できるし、理解しやすいものだった。その前提があるから、ノンケを好きになってしまった榊の悩む姿と「嵐」の状態が活きてくるんじゃないかと思う。苦労すると分かっていても諦めきれない榊の恋心がすごくよかった。

美山のスピンオフも楽しみだな。美山はこういうちょっかいをかけてくる系の役柄のキャラとしては珍しく、過干渉にならず、引きすぎてもいないポジションがよかった。
あと、女性陣がいいなあ。さっぱりしてて大人で、可愛げもしっかりある。
満足〜〜。
日高ショーコ | comments(0) | -

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