Platanus’s Favourite

お気に入りだけ。「殿堂入り」BL作品の感想。
すべてネタバレ感想なので、ご注意ください。
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ピンスポットの向こう側

鹿住 槇
ビブロス
(1999-07)

全4巻
『ピンスポットの向こう側』 ビブロス 1999/07
『成り上がりバトル』 ビブロス 1999/08
『スキャンダル・ステージ』 ビブロス 2001/03
『二人だけの喝采(アプローズ)』 ビブロス 2002/11

アイドル×俳優、年下攻。一人称。
芸能界もので一人称なんて、自分では絶対に手に取らない作品だが、お借りしたものなので食わず嫌いはやめて読んでみた。
読み始めてすぐに、またスピンオフを読んじゃった?と不安になったが、まあ別にスピンオフでもいいや、面白いし、意味が分からないところもないし、と半分ぐらい読んでから、いや、これはありえないだろ、いくらなんでもって諦めて裏表紙を見てみたら、「完結」の文字。
よりによってシリーズ最終巻から読んでしまった…。やっぱり裏表紙のあらすじは読むべきだなあ。にしてもシリーズものなら表紙に書いといてくれればいいのになあ、といつも思う。順番も分かりづらいしー。
そんなわたくしの個人的なよくやる失敗はともかく、面白かった!
文章は読みやすいから一人称でも気にならないし、ストーリーは単純だけど感情移入しやすいし、テンポがいいから飽きないし。こういう王道系のBLってあんまり楽しめることがないんだけど、これは好きだなー。
キャラもいい。主人公の樹は性格が男らしくてさっぱりしてるし、何より俳優の仕事が好きで打ち込んでいる姿がカッコいい。意地を張っちゃったり、素直になれなかったりするあたりも親しみが持てるし、共感しやすかった。
攻の進也のほうは『ピンスポット〜』では可愛いくて一途な年下君って感じだけだったが、樹が惹かれる気持ちが分かるような子だった。『スキャンダル〜』ではちょっとイラついたりもした。で、完結の『二人だけの〜』では前半メールだけ、電話でも喋らないという徹底した露出の抑え方で、やっと出てきたと思ったらカッコよく成長していて、おお〜!と。期待を裏切らない攻様ぶり。

読みやすいけど、軽すぎないところがいい。ベタな展開が多いんだけど、芸能界ものの場合はベタなほうがかえって読みやすいかもしれないなあ。楽しく読んだ。
鹿住槙 | comments(0) | -